ある日突然、OBSで配信を行おうとしたとき、ゲーム音やマイク音がプツプツと途切れて、ノイズが乗ったような音になってしまうという現象が発生しました。
もし同じような方がいたら参考になればと思います。
私が使用しているオーディオインターフェースは「ベリンガーのUMC202」を使っています。
OBSの設定やPC上のサウンド設定など、様々な設定をいじってみましたが、まったく解決しませんでした。ネットで調べても、今回の現象に対する記事を見つけることが出来ず、途方にくれていたところ・・・。
「UMC Control Panel」というものにたどり着いたのです。
場所としては、画面右下の矢印を押した中にでてきました。スタートメニューとかからも行くことが出来るようです。
これは、私が使っているオーディオインターフェース用のドライバーの詳細設定を行う場所だと思います。ASIO4ALLなど、他オーディオドライバーを使っている方も同様のものが存在しているはずです。
さて、このUMCコントロールパネル内の「Buffer Setting」という項目
結論からいうと、この項目の「Buffer Size」の項目を「512 samples」とか「256 samples」とか少し数字が大きいものに変更したら解決しました。直す前は、「8 samples」に設定されていました。
ちなみに、プツプツが発生するラインとしては、64以下だとプツプツし始めました。この辺はPCスペックにも依存しているかもしれません。
この数字が大きければ大きいほど、レイテンシー(遅延時間)が増えるかわりに、PC負荷が軽減されるようです。
ただ、遅延時間が増えるとはいっても、512samplesの時点で15ms程度なので、ほぼ認識できるレベルではないと思います。かといって、無駄に大きい数字を設定する必要もないと思いますので、プツプツしないラインより少し上くらいで設定すると良いのかなと思います。
では、以前までは起きてなかったのに、なぜ突然こうなってしまったのか、ということに関しては自分でもわからないというのが正直なところです。
サウンド設定関連を定期的にいじったりはしていて、その時に、このバッファサイズを一番小さくするような設定がほかのソフトなどを経由してなされてしまったのかなと考えています。
ちなみに、OBS以外のソフトも音声関連はオーディオインターフェースを経由して使用していますが、まったく問題なく動作していたので、OBSを使用するときはバッファサイズが小さすぎると良くないということなのかもしれません。
私としては、とにかく解決してなによりです。
直らなかったら、OBSじゃなくてXsplitに変えようかなとまで考えていたところでした。
同様の事象で困っている方の参考になれば幸いです。