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iNOと申します。
ここではYouTubeのゲーム配信におけるキャプチャ―ボードを選ぶ時のポイントをご紹介します。
おそらく、ここを訪れたあなたは、「どんなキャプチャ―ボードを買ったらいいんだろう?」とか「一度キャプチャ―ボード買ったけど、あんまり良いものではなかった・・・」とかそういった方ではないでしょうか?
キャプチャ―ボードはいろんな種類が販売されていて、質の悪いものを買ってしまうと結局使えないということになりますから、購入する際にはほんとに注意が必要です。
選ぶポイントを理解して、YouTube配信に適したキャプチャ―ボードを選択しましょう!
キャプチャ―ボードを選ぶポイント
以下のポイントに注視して、選びましょう!
- 画質(色味)
同じ解像度やフレームレートに対応していても、キャプチャ―ボード毎で画質が異なります。とくに色味を実際のゲーム画面と同等に出力してくれるキャプチャ―ボードを選ぶことが大事です。安価なキャプチャ―ボードは画質が悪いことが多い印象です。 - 解像度とフレームレート
キャプチャーボードの解像度が高いほど、キャプチャした画像や動画のクオリティが高くなります。解像度は、キャプチャーボードによって異なりますので、必要な解像度に応じたボードを選びましょう。また、キャプチャーボードのフレームレートが高いほど、より滑らかな映像をキャプチャできます。ゲームや動画制作などで使用する場合は、高いフレームレートが必要です。 - パススルー機能の有無
パススルー機能とは、PCへの画面出力の他に、他ディスプレイへも出力ができる機能で、PC側へ出力した際に発生する遅延が発生せずに、他ディスプレイへゲーム画面を映すことができます。遅延が発生するとプレイがうまくできないゲームの配信には必須機能となります。 - 入出力インターフェース
キャプチャーボードには、HDMI、DVI、VGAなどの入力インターフェースがあります。キャプチャするデバイスに応じて、適切な入力インターフェースを選びましょう。キャプチャーボードの出力インターフェースは、USB、Thunderbolt、PCIなどがあります。使用するPCの環境に応じた適切な出力インターフェースを選びましょう。 - コスト
キャプチャーボードのコストは、性能や機能によって異なります。予算内で必要な性能や機能を持つキャプチャーボードを選びましょう。ただし、性能や機能を書面上満たしていても数千円の安価なタイプもあります。あまりに安いようだと、どこかに落とし穴がないか疑ってかかる方が良いです。
画質(色味)
動画のクオリティに直結する部分となりますので、とても大事なところです。解像度やフレームレートが対応していても、色味が悪い場合が多々あります。
ここは買ってみて、使った結果わかることがほとんどで、ネットで購入したりする場合は、購入する前に調べることが難しい部分となります。
実際に私が買ってみて失敗したキャプチャ―ボードの画像と今使っているキャプチャ―ボードの画像を並べてみます。
↓今使っているもの(20000円)
↓失敗したもの(5000円)
こちらは鋼の錬金術師のスマホゲームとなりますが、今使っているキャプチャ―ボードの場合は、実際にスマホ画面でプレイするのとまったく変わりない色味になっているのに対して、失敗したキャプチャ―ボードの場合、色味が彩度を上げたような、見づらい映像になっています。
とくに画像加工したものとかではなく、キャプチャ―ボードを変えて、それぞれその画面を切り取っただけです。それで、ここまで違いがでるわけですから、画質(色味)の良いものを選択することが重要です。
また、画面に定期的にノイズが入ったりなど、画面そのものを安定的にキャプチャーできないなど、粗悪品だった場合の代償は大きいです。
解像度とフレームレート
解像度およびフレームレートは動画のクオリティに直結するので必ず確認しましょう。
解像度の種類はさまざまですが、フルHDよりも大きい解像度のものを選ぶのをおすすめします。
フルHDといってもいろんな記載のされ方をしていますので、下記どれかの記載があればOKです。
フルHD=1920×1080=1080p
また、フレームレートは60fps以上にしておくと、動きの速いゲームに関してもきれいに対応できます。
パススルー機能
基本的には、パススルー機能がついているものを選んだ方が良いです。
パススルー機能は、PCへの画面出力とは別に、他ディスプレイにもゲーム画面を出力できる機能で、PC側への出力に関しては、映像遅延が発生しますが、ディスプレイ側への出力には遅延が発生しません。
つまりは、通常通りゲームをすることができるので、遅延が発生することでゲームプレイに支障がでるようなFPSなどのゲームをやる際は、パススルー機能は必須となります。
もし、YouTube配信にて、そういった機能を使わずともやれるゲーム配信を検討していたとしても、今後、他ゲームをやったりすることを考えれば、パススルー機能があるものを選択しておいた方が効率が良いです。
キャプチャ―ボードのパススルー機能はついていないものも結構多く、特に安価なキャプチャ―ボードに関しては、付いていないことがほとんどとなります。
入出力インターフェース
ほとんどのゲーム機がHDMI接続になると思いますので、HDMI端子での入出力を備えているものかどうかをチェック頂くと良いです。
また、自分のPCに接続できる端子をもっているのかも合わせて確認ください。基本的にはUSBになっておりますが、USB端子がPC側と対応したものになっているか確認ください。
USBにはUSB2.0やUSB3.1などの種類があります。一般的にはUSB2.0かと思いますが、USB3.1であれば、遅延の少ない配信が可能となります。
コスト
値段はピンキリで、2000円~30000円くらいまであります。パススルー機能を外すと、ぐっと安価になります。
おすすめのキャプチャ―ボード
AVerMediaさんのキャプチャ―ボード全般は画質が良く、個人的にかなり信頼度高いです。
Live Gamer MINI – GC311
シンプルかつ高性能で、1080p 60fps録画・パススルー機能に対応し、Widnows、Macなど様々なパソコンに接続可能なUSB 2.0接続を備え、CPU負荷の節約機能を搭載する初心者に向けるゲームキャプチャーです。プレステやSwitchなどの家庭用ゲーム機はもちろん、スマホアプリなどもHDMI変換ケーブルをかますことで問題なく使用できます。
項目 | 内容 |
---|---|
価格 | 12000円程度 |
パススルー機能 | 搭載 |
解像度 | 1080p(フルHD)対応 |
フレームレート | 60fps対応 |
出力インターフェース | USB2.0 |
入力インターフェース | HDMI |
画質(色味) | 良い |
一通りの要素を満たしており、品質も良いです。USB2.0で、どんなPCでも対応できると思われます。余計な機能は特についておらず、比較的安く入手することができます。
初めてキャプチャ―ボードを買う人はLive Gamer MINI – GC311をおすすめいたします。
Live Gamer EXTREME 2 GC550 PLUS
Live Gamer EXTREME 2 GC550 PLUS
1080p 60fpsの滑らかな映像を超低遅延で録画が可能。さらに、4K 60fps パススルー機能を装備する新たなUSB 3.1 ゲームキャプチャーのスタンダードモデルです。プレステやSwitchなどの家庭用ゲーム機はもちろん、スマホアプリなどもHDMI変換ケーブルをかますことで問題なく使用できます。
項目 | 内容 |
---|---|
価格 | 20000円程度 |
パススルー機能 | 搭載 |
解像度 | 1080p(フルHD)対応 |
フレームレート | 60fps対応 |
出力インターフェース | USB3.1 |
入力インターフェース | HDMI |
画質(色味) | 良い |
私が使用しているキャプチャ―ボードはこちらです。
USB3.1対応なので、より低遅延な配信が可能です。ただし、PC側がこのUSBに対応している必要がありますので、ご確認ください。
また、パワーディレクターという編集ソフトも一緒についているので、編集ソフトを持っていない方は、PC上で編集ができるようになります。パワーディレクターはプランにもよりますが、単品で購入すると1万円くらいかかりますので、割とお得ではあります。
ただ編集ソフトに関しては、私としてはAdobeの編集ソフトの方が汎用性や扱いやすさなどを考慮しておすすめです。
まとめ
YouTubeゲーム配信ではキャプチャ―ボードは必須です。スマホアプリとかであれば、スマホ上で収録することも可能ですが、家庭用ゲーム機の場合は、確実に必要となります。
今後、がっつり配信に取り組んでいきたいと考えている方は、ここを妥協しないことをおすすめしたいと思います。
値段的にはもっと安いものもたくさんあり、実際に選ぶ条件を満たしているものもあるにはありますが、それで一度5000円くらいのものを購入して、画質の色味が悪すぎて失敗した経験が自分はあります。
もちろん値段だけではないですが、1万円を切ってるのに、条件に合致しているものは少し疑ってかかった方がいいと思います。
ぜひ、失敗しない、楽しい配信ライフを送っていただければと思います。
YouTubeで稼ぐまでをまとめたロードマップを作成しています。合わせて参考にしてください。